赤ちゃんに歯が生え始めたら虫歯に注意!!

歯が生え始めたら

皆さんの歯に虫歯ってありますでしょうか?

中には1本もないという方もいらっしゃるかと思われますが、ほとんどの方が今まで虫歯になり歯医者さんへ通って歯を治療したという経験があるのではないでしょうか?

歯医者さんのあのなんともいえない音、苦手な人もいるかと思います。わが子には、虫歯とは縁のな生活をさせてあげたいと思うのが親心ですよね。

ましてや、小さなときに虫歯になんてなったりしたら歯医者の治療をさせなければならないのはちょっと気の毒です。私自身も何度も歯医者に通っているのですが、そこの歯医者さんからとてもいい情報を耳にしたのです。

もう知っている方は多いかと思いますが・・・(私が遅いのですよね)それはフッ素というものです。赤ちゃんの頃からフッ素を使用することによって一生虫歯にならないは歯を作り上げることができるそうです。

そのフッ素について、赤ちゃんの歯についての情報を集めてみました。

赤ちゃんの歯

赤ちゃんの乳歯は、8ヶ月頃から生え始めて、2才半ぐらいで生えそろうといわれています。

しかし、個人差があり、中には5ヶ月で歯がはえ始めてきたという赤ちゃんもいれば、1才になってようやく生え始めてきたという赤ちゃんもいます。

生え始めは、歯茎がかゆく感じられてしきりにおもちゃなどを噛んだり、よだれが多くなったりします。ママは、見逃さないようにしましょう。

歯が生えはじめてきたらはじめのうちはガーゼなどで拭きとるくらいでいいでしょう。歯が4本くらい生えそろってきたら1日1回歯磨きをはじめるといいそうです。

虫歯は、人の口のなかに潜んでいるミュータンスレンサ球菌が原因になります。生まれたばかりの赤ちゃんの唾液の中には、その虫歯の原因となる菌は存在しておらず、50%がママから、40%がパパから、残りの10%はおじいちゃんやおばあちゃんの食べ物の口移しなどから感染してしまうそうです。

とはいっても、赤ちゃんの口の中にミュータンスレンサ球菌を感染させないようにするには一般の生活をしていくうえで少しばかり無理があります。

乳歯になってしまった虫歯はほとんどが痛みを感じたりしみてしまったりすることはないそうです。そのため、子供が歯を痛がっているときは、虫歯がそうとうひどくなってしまっていると考えることができます。

 

フッ素とは?

フッ素はわかめ、海苔、魚介類、お茶などに多く含まれる歯を丈夫にするといわれる栄養素です。

フッ素を歯に塗ると、歯の表面を丈夫にし酸に溶けにくくする、一度解けてしまったエナメル質が再び結晶化するように促進する働きをする、歯せきに停滞し、虫歯の活性を阻害したり、酸を作らせないにようにするなどの効果があるそうです。

先進国では、水道水にフッ素を含ませるなど、国家で国民の歯を守ろうとしている国もあるそうです。残念ながら、日本ではそういったところまでまだ行き届いておらず、自分の歯は自分たちで守っていかなければならないのです。

そしてもちろん、このフッ素は子供の虫歯予防にも役立ちます。しかし、気をつけなければならないのは、成人で約250mgを一気に接種すると吐き気や腹痛、下痢、けいれんなどの症状が起こる場合があるそうです。

また、発ガンに関係しているという疑いも。多量に接種すると死にいたることもあるそうです。

ですが、そんなに多量のフッ素を接種するということはまずありません。もっとも気をつけなければならないのは、フッ素の効果を過信してしまうことです。

確かにフッ素の効果は期待できるものですが、それは歯磨きをちゃんとしてから効果が出るというものです。フッ素だけでは、歯せきは取り除けないのです。

ママはどうしたら?

毎日、1日1回歯磨きをする習慣をつけましょう。基本的には、夜したほうが良いのですが夜の授乳など授乳時間が定まらないうちは、昼間でも1日1回歯を磨くことを心がけましょう。

赤ちゃんが、「ぶくぶくぺっ」ができないうちは歯磨き粉はつかわなくても良いです。最近は、フッ素入りの歯磨き粉やフッ素ジェルなどが売られているようになっています。

赤ちゃんの歯が生え始めてきたら、フッ素をどのように活用していったらよいのか
歯医者に相談してみましょう。