産後の痩せやすい時のダイエットは効率的!

産後の身体

出産を終えて、赤ちゃんの次に気になることは産後の身体ですよね。10ヶ月もの間、妊娠期間を経てママの体は赤ちゃんを守ろうと脂肪を蓄えたりしてお腹もちょっとやばかったりして。

でもちょっと待って。産後の身体は予想以上に疲れてしまっていることを忘れないでください。

すぐにダイエットなどの、無理は禁物です。自分の体の状況を把握しながら少しづつ普通の生活に慣れていくようにしましょう。

出産当日

産後2時間は分娩室で横たわり安静にして様子を見ます。問題がなければ病室に戻ります。

自分でトイレに行けるのは2時間たって問題がなかった後ですが、出産の影響で尿のたまる感覚がわからなかったり、力を入れるのが怖くてどうしても自分でできない人もいるそうです。

そういった場合は子宮の収縮を妨げてしまうのでおしっこの管で出します。

初めて歩くのもこのときですがあくまで無理は産後の身体には絶対に禁物。ベッドの上でできる産褥運動などからすこしづつ始めましょう。

トイレに行き始めると自分でおしもを消毒するようになります。病院によって違いますが、消毒するところもあれば、ウォシュレットだけで済ますところもあります。

だいたい、1ヶ月検診ぐらいまで続けますがその間に出血の塊があったり、流れるような感じが強い場合は必ず伝えるようにしましょう。

赤ちゃんが生まれた後、子宮が元の大きさに収縮するときに伴う痛みを後陣痛といいます。

これは、個人差がありますが、陣痛のように定期的に痛くなっていきます。経産婦さんほど痛みは強いですが我慢できないときは痛み止めをもらう様にしましょう。(もう、我慢するのいやですもんね)2,3日すれば痛みは治まってくるはずです。

会陰縫合した痛みは、切った大きさなどによって違いますので人それぞれですが円座を
使用することで多少の痛みが緩和されると思います。抜糸をすると多少楽になりますが、ほとんどは3,4日で抜糸しますが私の病院は退院する1週間後でした。早い方が痛みがだいぶ楽になるようです。

産後の月経に似た出血を悪露といい、胎盤がはがれた後からの出血、粘液、分泌物の混じったものです。およそ1ヶ月くらいかけて次第になくなっていきます。

   

子宮

胎盤が子宮から出た後、1キロくらいになり、1週間後にはその半分になります。2週間後には外から触ってもわからなくなりおよそ8週間で妊娠前と同じ50グラムになります。出産で傷ついた内部も8週間くらいで元通りになります。
   

出産後は緩んで傷もついていますが回復は早く、腫れなどは1週間くらいで回復します。

4週間ほどで妊娠前とほぼ同じ状態になりますが引き締め運動はしたほうが良いそうです。

月経の再開

これはとても個人差があるようです。母乳が良く出ている人は母乳をあげている間は来ない人が多いそうです。比較的来るのも遅いです。母乳があまり出ない人などは1ヶ月もたたないうちに来る人もいれば1年以上来ない人もいます。

しかし、月経が来なくても身体の中では排卵はしているということがありますので次に赤ちゃんを作る予定がまだという人は安心しないようにしましょう。

退院

退院できたからといってこの時期の無理は絶対に禁物です。3時間おきに授乳やオムツ換えなど、育児に慣れないので1日中振り回されてママは寝不足状態になるでしょう。ママだからと意気込まずに産後の身体のためにもしばらくは赤ちゃんと同じ生活をするような気持ちでのんびりと構えましょう。

実家のお母さんなどの手をできるだけ借りてゆっくり休みをとるようにしましょう。また、1ヶ月検診までは細菌感染予防のためにシャワーで清潔を心がけるようにしましょう。

産後、3週間くらいから床上げをしていきましょう。1ヶ月検診を受ける頃には、体力も
徐々に戻り家事などの日常生活が遅れるようになります。短時間の外出も大丈夫ですので、ママは赤ちゃんを少し預けて気分転換をするといいかもしれません。

しかし、いくら家事などはいいといっても完璧にする必要はありません。この頃の赤ちゃんはまだ、生活リズムができていなくママは常に寝不足状態が続くと思っていいでしょう。

何度もいいますが無理は絶対に禁物です。パパにできる限り手伝ってもらうようにしましょう。

産後の体重

これも人それぞれだと思いますが、まだ病院にいるときに行うママの体重測定ではほとんど減っていないと考えていいでしょう。しかし、この1ヶ月は無理をしてはいけません。無理をしなくてもこの1ヶ月である程度はするすると体重が落ちていくはずです。

産後、6ヶ月は体が元に戻ろうとしてやせやすい体でいられるそうです。まだ、もう少し猶予はありますのでまずは、自分の体の回復に努めましょう。